意外な事実

先日、旦那がおもむろに昔話をしはじめて、前に私に離婚したいと思ったことがあるか聞いたら、私は2回だけあると答えたが、実はオレは20回以上あったんだと言い出した。


1人目が産まれて、私が1人で必死でワンオペ育児をしていたころの話だろう。


私が変わってしまって、いやになったそうだ。


確かに、あの頃の私は必死で、子供が産まれても何一つペースを変えないどころか、オレも構ってくれ、オレの世話もしてくれと甘えてくるダンナにイライラしっぱなしで、だんだんキツくあたるようになっていた気がする。


自分の食事も取れずに子供の世話に追われる中、温かいご飯を自分のペースで食べ、ソファでゴロゴロしながら携帯をいじったり、漫画を読んだりする旦那が、本当に目障りだった気がする。


自分のそんな姿を反省するどころか、離婚を考えていたのか…と初めて知ったが、ここしばらくの冷め切った私の気持ちは一層冷めた。


ダンナは、今はそんなこと思ってなくて、一生一緒にやっていきたいと思うようになったらしく、どうやらそれを伝えようとしたらしいが、かなり逆効果だった。


その話をされて、熟年離婚計画が色彩を帯びはじめた気がする…


ここ最近、ダンナから好きだよと言われても無言を貫いてきた私。

好きと言えなくなったことは伝えてあり、ダンナも自分のせいだからと了承はしているが、きっと、これからも私の口から「好き」とは言えない気がする。